歴史の世界

中東_メソポタミア文明②

ミタンニ② オリエント世界の外交/滅亡

前回からの続き。 情報のほとんどがエジプト側の史料なので、エジプト中心の記事になってしまった。 エジプトと交戦(オリエント世界の始まり) エジプトの情勢について トトメス3世の遠征 エジプトとの同盟 オリエント世界初期の外交 ミタンニの滅亡 エジプ…

ミタンニ①

今回はミタンニについて。 オリエント世界の到来はエジプトがシリア・パレスチナに進出してきたことから始まるが、その時のシリア(とその周辺)の覇権国がミタンニだった。 ミタンニはフリ人(フルリ人)が建国した国。まずはフリ人の話から。 フリ人(フル…

古代オリエント世界の始まり(前二千年紀後半)

「オリエント」という言葉は複数の意味を持つが、(古代)オリエント世界といえば、エジプト文明とメソポタミア文明とその周辺国を合わせた広範囲の文明圏(地域、世界)を指す。 2つの文明はほそぼそとした交易関係はあったものの、長く文明的にも政治的に…

古アッシリア時代③ ヒッタイト古王国

今回はアナトリア半島のヒッタイトについて。 今回はヒッタイトの先史からヒッタイト古王国までを書く。 まずはアナトリア半島の地理から話を始める。 アナトリア半島の地理 アナトリアの先住民「ハッティ人」 ヒッタイトの先史時代 ヒッタイト古王国の建国 …

古アッシリア時代② シリアの興亡

今回は古アッシリア時代のシリアの話を書いていく。 マリ、ヤムハド、カトナについて書く。 ミタンニについては次回の中アッシリア時代で書く。 ソースはwikipedia。 マリ ヤムハドと首都アレッポ カトナとオロンテス川 オロンテス川 カトナ 出典:シャムシ…

古アッシリア時代① アッシリア(地域)/アッシリア(王国)の興亡

メソポタミアの北部(アッシリア)の時代区分で、前二千年紀前半を古アッシリア時代と呼ぶ。この時代は古バビロニア時代と同時代で対となる。 アッシリアは西方のシリア北部やアナトリア半島に交易ネットワークを持ち関係が深い。さらにはエジプトの交易も益…

古バビロニア時代③ バビロン第一王朝/古バビロニア時代の社会

今回はバビロン第一王朝の話。バビロン第一王朝は「ハンムラビ法典」で有名なハンムラビ王が属する王朝だ。 これと合わせて、古バビロニア全体を通しての法典と経済の話も書こう。 バビロン第一王朝 ハンムラビ メソポタミア統一 衰退から滅亡 古バビロニア…

古バビロニア時代② イシン・ラルサ時代の興亡

前回からの続き。 イシン第一王朝 ラルサ王朝 エシュヌンナ イシン第一王朝 上述のように、ウル第三王朝の将軍だったアムル人イシュビ・エラがイシン市で王となり前2017年に独立し「イシン第一王朝」が始まった。これによりイシン・ラルサ時代が始まる。 た…

古バビロニア時代① イシン・ラルサ時代とは?/アラム人が主役

古バビロニア時代は南メソポタミア(バビロニア)の時代区分の一つ。 時代区分を理解した後、シュメール人最後の王朝であるウル第三王朝の滅亡の前後から話を始める。 時代区分 この歴史の主役はアムル人 ウル第三王朝の滅亡:イビ・シンとイシュビ・エッラ …

「メソポタミア文明②」シリーズを書く

これからメソポタミア文明②シリーズを書く。「メソポタミア文明②」カテゴリーに保存する。 「メソポタミア文明①」カテゴリーはシュメール人最後の王朝ウル第三王朝の滅亡まで書いた。今回のカテゴリーはその続きとなる。 メソポタミア文明入門 (岩波ジュニア…