2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今回のテキストはこちら↓ 米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴイッツ (日本経済新聞出版)作者:マイケル・I・ハンデル日経BPAmazon マイケル・I・ハンデル 『米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴイッツ 』(日本経済新聞出版) ハンデル氏には…
前回からの続き。 三位一体(第5章) 三位一体(第5章) 「三位一体」は『戦争論』で有名なワードの1つだ。ハワード氏の本には「独特な三位一体」と書いてあるが、同じだ。 第5章の終わりに三位一体の文を引用して「これがクラウゼヴィッツの結論だ」と…
前回からの続き。 制限戦争と絶対戦争(第4章) 指揮官は「絶対戦争」を考えるべき、政治家は「絶対戦争」を止めることを考えるべき(第4章) 防御(第4章) ゲリラ(第4章) 制限戦争と絶対戦争(第4章) まずは日本クラウゼヴィッツ学会からの引用 ク…
前回からの続き。 軍事的天才と普通の指揮官がやるべきこと(第3章) 政治と戦争、目的と手段(第3章) 戦略・戦術・術(アート)について 重心 敵の精神を挫く「Schlacht」(戦い) 軍事的天才と普通の指揮官がやるべきこと(第3章) 天才については、前…
クラウゼヴィッツ『戦争論』の解説書を入手したので『戦争論』について書いていく。テキストは↓。 クラウゼヴィッツ作者:マイケル・ハワード,奥山真司勁草書房Amazon マイケル・ハワード『クラウゼヴィッツ』(監訳:奥山真司)(副題:『戦争論』の思想) …
軍制改革 改革の終焉 軍制改革 以下は軍制改革の内容 一般徴兵制度の導入 背景: ナポレオン戦争での敗北後、プロイセンはティルジット条約(1807年)で軍の規模を制限された(4万2千人以下)。これを回避するため、シャルンホルストは一般徴兵制度を導入。 …