現代中国の省を覚えることは、中国史を詳しく学ぶための必須事項。
中国文明誕生は黄河と長江と遼河の流域だけ。必要な箇所だけでも覚えておこう。
出典:鶴間和幸/中国の歴史03 ファーストエンペラーの遺産 秦漢帝国/講談社/2004年/裏見返し(裏表紙をめくったページ)
省の名称の由来については「『中国各「省」の名付けの由来』中国の旅行記・ブログ by 西安新日国際旅行社担当さん【フォートラベル】」に載っている。
陝西省/漢中
陝西省の由来は、「陝原」の西。「陝原」については「中国に陝西省という省があります。陝原の西にある省だからというこ... - Yahoo!知恵袋」に詳しく書いてある。
陝西省の略称は秦、または三秦。三秦とは漢中とその南北(陝西省の南北)を表す。漢中は西安を中心とした渭水盆地の古名。
中原
中原(ちゅうげん)は中華文化の発祥地である黄河中下流域にある平原のこと。狭義では春秋戦国時代に周の王都があった現在の河南省一帯を指していたが、後に漢民族の勢力拡大によって広く黄河中下流域を指すようになり、河南省を中心として山東省の西部から、河北省・山西省の南部、陝西省の東部にわたる華北平原を指すようにもなった。
洛陽が山間部と平野部の境界。