これからメソポタミア文明シリーズを書く。「メソポタミア文明①」カテゴリーに保存する。
メソポタミア文明とこのブログの「メソポタミア文明①」カテゴリについて
メソポタミア文明の時代区分は、一般的に「シュメール文明からアケメネス朝ペルシア帝国」まで、となる。別の言い方をすれば「都市(文明)の誕生からアレクサンドロス大王によるペルシア帝国滅亡まで。メソポタミア文明の後、西アジアはヘレニズム(文化)→サーサーン朝ペルシア帝国(ペルシア文化?)→イスラム文化となる。
このブログでは「メソポタミア文明①」カテゴリーは、便宜的にシュメール文明の終わりまでにする。つまりウル第三王朝の滅亡まで。この後は「メソポタミア文明②」というカテゴリーを作り、そちらで続きを書く。
ウル第三王朝時代の後は、メソポタミア(≒現在のイラク)の領域を越えて西アジア・エジプトを中心にあらゆる民族・勢力が入り混じってくるのでカテゴリーを分ける必要性を感じた。
「メソポタミア文明」カテゴリで書くこと
歴史的な流れ
メソポタミア文明の先史から書き始めて都市国家・初期王朝・領域国家形成とその崩壊まで。こういった歴史は世界中の歴史時代の中で繰り返される。
現代社会の原点
小林登志子著『シュメル―人類最古の文明』 (中公新書/2005/はじめに-ⅶ)によれば、シューメル文明において「当時すでに文明社会の諸制度がほぼ整備されていた」。政治組織、文字システム、学校などが挙げられている。この本では詳しく書かれていないようだが、王権についても取り上げてみたい。宗教については理解できれば踏み込みたい。
- 作者:小林 登志子
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 新書
- 作者:前田 徹
- メディア: 単行本
都市
都市の機能もここで詳しくわかると思う。
都市の起源 古代の先進地域=西アジアを掘る (講談社選書メチエ)
- 作者:小泉 龍人
- 発売日: 2016/03/11
- メディア: 単行本