歴史の世界

「エジプト文明」カテゴリーの主要な参考図書およびウェブサイト(中王国時代まで)

中王国時代までで一旦「エジプト文明」を離れる。

ここではこれまで利用した主要な参考図書およびウェブサイトを書き留めておこう。

ブライアン・フェイガン/古代文明と気候大変動/河出書房新社/2005(原著は2004年出版)

古代文明と気候大変動―人類の運命を変えた二万年史 (河出文庫)

古代文明と気候大変動―人類の運命を変えた二万年史 (河出文庫)

↑これは文庫化したもの。

緑のサハラから文明誕生まで参考にした。

緑のサハラくらい昔だと考古学上の遺物が少ないので、気候変動というキーワードは1万年前~誕生までの歴史を推測するには必須。

当時の状況の描写(推測だが)をしてくれるのでイメージしやすい。

高宮いづみ/エジプト文明の誕生/同成社/2003

エジプト文明の誕生 (世界の考古学)

エジプト文明の誕生 (世界の考古学)

著者の紹介→髙宮 いづみ - 近畿大学

農耕・牧畜の始まりから文明誕生までの本。文明成立以前の文化の発展が分かる。

考古学の本だが読みやすかった。といっても素人には分からないところも少なくない。

高宮いづみ/古代エジプト文明社会の形成/京都大学学術出版会/2006

古代エジプト文明社会の形成―諸文明の起源〈2〉 (学術選書)

古代エジプト文明社会の形成―諸文明の起源〈2〉 (学術選書)

先史から古王朝時代まで。先史は少なめ。

少なめの通史概説と王権や宗教などのテーマ別の解説。解説は先史・初期王朝時代・古王国時代と分かれていて読みやすい。索引がついている。

馬場匡浩/古代エジプトを学ぶ/六一書房/2017

古代エジプトを学ぶ: 通史と10のテーマから

古代エジプトを学ぶ: 通史と10のテーマから

著者の紹介→馬場 匡浩 – 早稲田大学 高等研究所

通史とテーマ別の解説に分かれている本。

著者は先王朝時代あたりが専門ということで、通史の本なのに先史にかなり紙幅を割いた珍しい本。これはこれで有難かったが、古王国時代や中王国時代の通史がピラミッドとその他建築物で埋まっていて、通史部分の建築物以外の事項が疎かになっている。

テーマの方は、上記の高宮氏のような時代別に分かれていない。索引もついてない。

Amazon的な評価をつけるとすると、個人的には大変お世話になったので星3つ(できれば3.3くらい)にしたいのでけれども、これから古代エジプトの通史を読みたい学びたいという人たちのことを考えると、涙をのんで星2つにするだろう。

ただし第2中間期以降は読んでいない。

ピーター・クレイトン/古代エジプトファラオ歴代誌/創元社/1999(原著は1994年出版)

古代エジプト ファラオ歴代誌

古代エジプト ファラオ歴代誌

歴代王の治世を簡潔に並べたもの。王の事蹟を調べるにはもってこいの本。

中王国時代はこの本にお世話になった。

杉勇・尾形禎亮(ていすけ)(訳・解説)/エジプト神話集成/ちくま学芸文庫/2016

(『筑摩世界文学大系 1 古代オリエント集』(1978年)の「エジプト」の章を文庫化したもの)

エジプト神話集成 (ちくま学芸文庫)

エジプト神話集成 (ちくま学芸文庫)

「神話集成」とあるが、中王国時代の文学も多く取り扱っている。解説がとても詳しくて信頼できる。

当ブログでは、分画そのものよりも、解説に書いてあった時代背景の部分を引用した。

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以下はウェブサイト。下以外にwikipediaも使った。

ナブタ・プラヤ|太古の天文学|Nabta Playa|人類歴史年表

ナブタ・プラヤについて膨大な資料を提供しているサイト。

古代エジプト研究

主に「古代エジプトの歴史」の通史から引用した。

こちらの資料も膨大。

無限∞空間 別館 エジプト神話研究所

主に「古代王国 歴史之書-王権の記録-」から歴代王の事蹟を調べるのに利用させてもらった。

こちらのサイトの参考文献リストの多さを見ると自分が恥ずかしくなる。