歴史の世界

書評

【書評】渡瀬裕哉『なぜ、成熟した民主主義は分断を生み出すのか~アメリカから世界に拡散する格差と分断の構図』

本書曰く、「分断」の原因は、アメリカの選挙にある。 候補者が当選するためには有権者にとって重要な問題「争点」における主張・論争の中で、有権者の信頼を勝ち取ることがどうしても必要だ。 しかし、現在の選挙ではその「争点」を無理やり作り出して、有…

【書評】奥山真司『地政学―アメリカの世界戦略地図』

最近(2020年)、『サクッとわかるビジネス教養 地政学』という本が3ヶ月で10万部売れた(出版社談)と話題になっている(出版社がそのように宣伝している)。この本の監修者が奥山真司氏だ。 私もこの本を買って読んでみたのだが、地政学よりも「地政学を…

【書評】江崎道朗・福島香織・宮脇淳子『米中ソに翻弄されたアジア史』

米中ソに翻弄されたアジア史 カンボジアで考えた日本の対アジア戦略作者:江崎 道朗,福島 香織,宮脇 淳子発売日: 2020/09/26メディア: 単行本(ソフトカバー) 副題は「カンボジアで考えた日本の対アジア戦略」。 帯には「中国共産党による各国への〝共産主義…

【書評】内藤陽介『みんな大好き陰謀論』

みんな大好き陰謀論作者:内藤 陽介発売日: 2020/07/04メディア: 単行本(ソフトカバー) 副題は「ダマされやすい人のためのリテラシー向上入門」。 帯には以下のように書いてある。 あなたは大丈夫? 賢い人ほどダマされる! 無自覚で拡散される負の連鎖を断…

【書評】マイケル・ピルズベリー『China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」』

今回は書評を書く。 China 2049作者:マイケル・ピルズベリー発売日: 2015/09/03メディア: 単行本 著者について 出版について 本の内容 アメリカの致命的な判断ミス 中国の国家戦略 非道を繰り返す中国 私の注目点・感想 この本はどういう本かと言うと だいた…