歴史の世界

宗教について

(ピラミッドと宗教の関係について書く前に、宗教とは何かについて書いておこう。)

(以下は私がネット検索してまとめたもの。)

宗教とは何か。簡単に言うと「何らかの利益を得るために、神秘的な法則・力を信じ、それに関連する教えを信じて行動すること。」

「神秘的な法則・力」とは自然界の法則あるいは物理法則とは無関係なもののことを指す。たとえば、神仏の力は物理法則の影響を受けない(受けると考える宗教もあるかもしれないが)。

少し詳しく書いてみよう。

  • 教徒・信者は、自然界の法則(科学的な法則)とは別の神秘的な法則・力を信じる。また自然界の法則を超越した存在(神仏)を信じる。

  • 教徒・信者は、「神秘的な法則・力に従って(頼って)行動すれば何らかの利益が得られる」ということを信じて、その法則・力に従って行動(実践)する。「神秘的な法則」「何らかの利益」は各宗教・宗派によって違う。「神秘的な法則・力」は例えば輪廻やユダヤ教系の唯一神の神秘的な力が挙げられるだろう。「何らかの利益」とは例えば「干ばつ時に雨を降らせる」「平穏な生活を保つ」(現世利益)とか「天国に行く」「解脱する」(現世以外の利益)などを指す。

  • 上記の「行動」ついては、各宗教・宗派は「教え」(how-to)を用意している。祭祀儀礼や普段の振る舞いの仕方や食事のタブーなどは「教え」に含まれる。

以上が宗教の基本。

以下は宗教の(副)産物。

  • 一般的に、同じ考え(信仰)を持つ人々は集まって集団(あるいは社会・共同体)をつくる。教会や寺院と呼ばれる施設を設ける。

  • ある宗教が教徒・信者が増えて発達すると、祭祀儀礼や教義が明確化する。行き過ぎると派閥ができて、看板は「○○教」であっても中身は全く違ったことを行っているという場合が生じる。

  • ヨーロッパ(キリスト教)や西アジア他(イスラム教)では、宗教は秩序・規範を与えるものとして社会に組み込まれている。



以上、書いてみたが、実は私は宗教に疎い人間なので、あまり自信は無い。

いつかもう少しマシなことが書けるようになったら書き直そう。